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夏こそ洗い過ぎないで!
災害レベルの暑さが
日本列島を襲っています。
熱中症にならないように
夜も冷房をしっかりかけて
過ごしてください。
夜間に汗をかくことで、
脱水になっています。
スポーツドリンクや、
野菜ジュースなどで、
体に水分をいきわたらせてから、
学校や仕事に出かけてください。
「あせもでしょうか」
よく聞かれる質問です。
急に暑くなってから、
確かに汗をかきやすい
首筋やひじの内側などに、
湿疹が出ている人が
増えているようです。
湿疹を掻いたり、
お風呂でこすったりすると、
お肌に細かい傷がついて、
汗が当たるとチクチク
かゆくなったりするので、
「汗が悪い?→しっかり洗い流そう!」
と思いがちです。
ところが、
汗を落としてしまうことで、
皮膚を守る大事な保湿成分も
一緒に流れて行ってしまいます。
また、汗をかいたところの
角質はもろくなっているので、
丁寧に洗ってしまうことで、
更に傷を増やすことに
なりますから、汗をかいて
かゆくなってしまったところほど、
ほかのところより
優しく洗わなければなりません。
石鹸などは最小限にして、
お湯で流す程度を基本として、
汗を半分残すぐらいの洗い方が、
「いい加減」な洗い方です。
毎日お風呂に入って
いらっしゃるようでしたら、
時には入浴をパスして、
蒸しタオルで浮いてきた汗を
拭くだけの日を作ってみるのも
いいでしょう。
汗をかく暑い夏、
さっぱりしたい気持ちは
山々なのですが、
気持ちよく洗ってしまうと、
お肌のためには
逆効果のこともあります。
こんな時こそ、
ボディソープや
ナイロンタオルは控えて、
シャンプーも5~10倍に
薄めてみてください。
しつこい湿疹がそれだけで
治ってしまうかも!
「弱った皮膚にはより優しく」
まずは試してみてください。
それでも治りにくい
湿疹、カブレがあれば、
悩まずおいでください。
いつでもお待ちしています!