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開院40周年を迎えました。
暑い日差しが照りつけるかと思えば、
朝夕は肌寒かったりして、
体調を崩しがちな今日このごろですが、
いかがお過ごしですか?
6月といえば、梅雨。
6月7日現在、東海・関東から北陸・東北までは
平年より早く梅雨入りしたそうですが、
近畿・中四国・九州北部はまだのようです。
憂鬱な季節ですが、ちょっと嬉しいニュースがありました。
![](https://www.fujita-hifuka.jp/wp-content/uploads/2024/01/2019-06b.webp)
当院が1979年に開院して、40年が経ちました。
最初の頃から来られている方のカルテは、
ずいぶん分厚くなっています。
当時小さなお子さんだった方が、
成長されて子供さんを連れて来られたりすると、
わけもなく嬉しくなったりします。
この6月から、新たな10年に入りました。
40年の間に、患者さんの意識も、
日常環境も少しずつ変化しています。
治療の方法も様々な選択肢が登場し、
悪くしないようにという、
以前の消極的なものから、
より根治に近い、健康な状態を保つような治療に変化しています。
変化するものには対応しなければなりませんが、
皮膚のトラブル、悩みで受診される患者さんの気持ち、
それを治したいという我々の気持ちは同じです。
建て替えも8月中旬のリニューアルオープンに向けて順調に進行中です。
皆さんがより快適に生活できるよう、
心機一転、スタッフ一同お手伝いさせて頂ければと思っています。
工事でご迷惑おかけすることもあるかもしれませんが、
駐車場も確保していますので、
引き続き、よろしくお願いいたします。
ところで、
湿っぽい日が続くと、水虫の発生を許しやすいです。
当院では、皮膚の検体を極力取らせてもらって、
顕微鏡で真菌検査を施行し、
白癬菌を見つけてから治療するようにします。
最近は市販の水虫薬でもよく効くようになりました。
でも、「治るかな?」と思ってお薬を塗って、
かえってこじらせてこられる方も多いです。
そうなってしまうと、真菌検査が陰性でも、
1.もとは水虫だったけれど、
1.1. お薬が効いている最中なのか
1.2. お薬が効いていないばかりか、かぶれたのか
2.もともと違う病気に水虫の薬を塗ってしまったのか
わからなくなってしまいます。
たちの悪いことに、水虫そっくりの痒くなる別の病気もあるんです。
水虫を見誤ってその病気の治療をしてしまうと、
水虫が悪化したりします。
・・・ややこしいですね。
最初のボタンをかけ間違えないことが大切。
水虫らしい症状を見つけたら、
自己診断せず早めに受診してくださいね。