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院長ブログ
手汗に長期処方が可能になりました
蒸し暑い日も増え、汗ばむことも多いですね。

暑くて汗をかく生理的なもの以外に、部分的にたくさん汗をかいて困る多汗症という病気があります。
原発性手掌多汗症

その中でも手のひらに発症する多汗症は「原発性手掌多汗症」と呼ばれます。
- 日常生活に支障が出る
- 1週間に1回は多汗になることがある
- 25歳以下で初発する
などの6項目のうち2項目以上に当てはまるものを「原発性手掌多汗症」と診断します。
治療方法は保険診療、自費診療などいろいろありますが、アポハイドロ―ション20%という塗り薬が使いやすいでしょう。
※保険適用です。
アポハイドローション20%は手のひらにある汗の腺への自律神経からの「汗を出せ!」という指令(ムスカリンと言います)をブロックすることで手汗を出にくくします。
2024年6月1日からは最大2カ月まで長期処方可能
2024年6月1日からは最大2カ月まで長期処方可能となりました。
12歳から処方可能です。
手汗の多い方には朗報ですね。
手汗でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。